脂質の種類(飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸)

ダイエットの基礎知識!脂質の種類

脂質の種類では、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
また、その中でも不飽和脂肪酸は、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸に分類されています。つまり、脂肪には3種類のタイプが存在します。

体の維持に必要な脂質というのは、飽和脂肪酸が使用されており貯蔵脂肪として体内に存在します。これに比べて一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸は、過酸化物質を作りやすいため貯蔵に向いている脂質ではありません。


飽和脂肪酸とは?
脂質の中のひとつである飽和脂肪酸は、体の機能を保つために必要なエネルギー源です。
飽和脂肪酸が含まれている食材といえば、肉などに含まれる脂肪や、バターなどの乳製品に多く含まれる脂質です。

飽和脂肪酸の特徴として、溶ける温度が非常に高いため常温では固体で存在しています。 また、体内でも固まりやすい特徴があり、中性脂肪やコレステロールといったものを像がさせる要因となりますので、血中に増えすぎると動脈硬化の原因となります

脂質自体は体に必要な栄養素ですが、飽和脂肪酸は取りすぎの傾向があるため控えたほうがいいといわれています。

飽和脂肪酸の働きとは?
飽和脂肪酸は、体内の維持活動に必要なエネルギー源として活躍しています。
1日に必要なカロリーの中でも体内にある中性脂肪から約70%を必要としていますので、飽和脂肪酸は体内でとても重要な役割とになっています。
そのため、飽和脂肪酸という存在は、体にとってなくてはならない必要な栄養素でありエネルギー源なのです。

飽和脂肪酸が不足した場合は、どのような影響があるのか?
飽和脂肪酸は、あまりよくない印象がありますが不足しても問題が発生します。
体内の機能的にも非常に重要なエネルギー源として活躍している飽和脂肪酸が不足した場合、血管がもろくなったり、脳出血の原因になる場合があります。
飽和脂肪酸のなかにも、HDLコレステロールの働きを促してLDLコレステロールを減らすタイプも発見されています。

飽和脂肪酸が取りすぎた場合は、どのような影響があるのか?
飽和脂肪酸は、体内で固まりやすい面があるため血液の粘度を高めて動脈硬化の要因となります。また、中性脂肪は肥満の原因ともなり、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を作りだし血管壁に入り込みやすい状況を作り出します。その結果、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞といった生活習慣病につながります。

体を構成するエネルギー源の脂質として重要な成分ではありますが、摂りすぎはエネルギー過多になり肥満に繋がってしまうデメリット面を持っています。

不飽和脂肪酸とは?
不飽和脂肪酸には、2種類存在します。

  • 一価不飽和脂肪酸 オレイン酸
  • 多価不飽和脂肪酸 リノレン酸をはじめとするもの(n-3系・n-6系)
不飽和脂肪酸は、常温で固まりにくい性質があり、基本的には液体として存在しています。体内に吸収されても固まりにくい性質があるため、血液中に存在する中性脂肪やコレステロールの値を調節してくれる働きがあるといわれています。
現代人にとっては、脂質の中でもどちらかといえば「メリット面が強い」脂質になります。

また、不飽和脂肪酸の「α-リノレン酸」と「リノール酸」は体内で合成することができないため、食事から摂取する必要があります。
そのため、必須脂肪酸と呼ばれています。

不飽和脂肪酸の働きとは?
  • 一価不飽和脂肪酸の働きとは?
  • オリーブ油などに含まれているオレイン酸は、不飽和脂肪酸の中でも非常に注目されている脂質のひとつです。体内で酸化されにくいといった特徴があるため、高血圧などの生活習慣病予防に良いとされています。

  • 多価不飽和脂肪酸の種類について
  • 価不飽和脂肪酸「n-3系」と「n-6系」の2種類あり、不飽和脂肪酸は体内で合成できないため、食事などから摂取する必要があることから「必須脂肪酸」といわれています。

n-3系
  • αリノレン酸
  • 高血圧やガンなどを予防し、アレルギー疾患にも期待されている。

  • DHA(ドコサヘキサエン酸)
  • 高脂血症などの生活習慣病などの予防

  • EPA(エイコサペンタエン酸)
  • 血液中の中性脂肪を低下させる効果があることから、動脈硬化などの予防が期待されており悪玉コレステロールを減らす役割もある。
n-6系
  • リノール酸
  • 血中コレステロールの低下効果に加え、動脈硬化の予防効果が期待されているが、善玉コレステロールまで低下させてしまうデメリットを持ち合わせている。

  • γリノレン酸
  • 血糖値や血圧を下げる効果もあり、血液中のコレステロールの低下も期待されている。

  • アラキドン酸
  • 胎児や乳児の発育をサポートすると共に、免疫力の免疫機能の面についても効果が期待されている。

現代人にとって生活習慣病は発症する確率が高くなっており、脂質の取りすぎ傾向から悪玉コレステロールを減らす作用に関する事柄には、多く注目を詰めています。
その中でも、一価不飽和脂肪酸よりも多価不飽和脂肪酸の方が悪玉コレステロールを減少させる作用は強いといわれています。

n-3系とn-6系のメリット・デメリットとは?
  • 「n-3系」が不足した場合
  • 不足した場合は、集中力低下や皮膚炎や発育不良など起こる可能性があります。

  • 「n-6系」を取りすぎた場合
  • 善玉コレステロールも減少させてしまうデメリット面を持ち合わせているため、肥満に繋がり動脈硬化やアレルギー症状を発症する物質を増やし悪化させることもあります。

不飽和脂肪酸は、摂取し過ぎても良いとされている面も持ち合わせていますが、脂質であることに変わりはないため、取りすぎた場合のデメリットも多く持ち合わせています。
場合によっては生活習慣病の促進、悪化につながり、アレルギー疾患なども招いている原因ではないかという見方もあるそうです。
ですので脂質は、メリット面をうまく活用して食事に取り入れることが推奨されています。


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